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国別のインバウンド市場は?インバウンドにおける中国・中国人の立ち位置を紹介

国別のインバウンド市場は?インバウンドにおける中国・中国人の立ち位置を紹介 コラム
陳 逸翔

監修者

株式会社篤月

陳 逸翔

広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。

インバウンドとは?


インバウンドは、「外から中に入ってくる」を意味しており、観光業界においては「訪日外国人の旅行」もしくは「訪日外国人観光客」のことを指します。

日本では、訪日外国人旅行者の数が増加しており、国内経済に影響を与えています。

2024年には、前年比の38%増の3450万人に達し、過去最高の訪日外国人旅行者数を更新する見込みが立っています。

今後の具体的な目標としていは、2030年までに訪日外国人旅行者数を6000万人まで増やすことです。

この目標を達成するためには、訪日外国人旅行者の国籍や地域の偏り、インフラ整備の遅れといった課題を解決する必要があります。

また、都市観光だけでなく地域のローカル体験(文化や自然体験)の充実も求められています。

参考記事:https://www.meti.go.jp/shingikai/monoinfoservice/sportsfuture/do/pdf/00105_00.pdf

参考記事:https://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2023/pdf/2-2-3.pdf

国別で見たインバウンドの市場


コロナ禍が落ち着き、コロナ前の活気を取り戻しつつあるインバウンド市場ですが、どの国の観光客に需要が高いのか気になりますよね。

ここでは、日本に訪れる観光客を国別で分析し、インバウンド市場を見ていきたいと思います。

国別では、最も多いのが中国の499万人、次いで韓国の400万人、台湾の368万人、香港の152万人、米国の103万人という結果になっています。(日本政府観光局(JNTO)による2015年の統計データより)

地域別で見てみるとアジア諸国からの訪日外国人旅行者が84.3%を占める一方で、欧米からの訪日外国人旅行者は12.9%にとどまっています。

このデータから欧米豪に対するプロモーションを強化する必要性がわかります。

参考記事:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc134120.html

中国のインバウンド市場


日本に訪れる外国人観光客の中で最も多いのが中国人です。

訪日外国人観光客の出身国がさまざまである中で、中国人が多いのはなぜなのでしょうか。

いくつか理由があるため、それぞれ見ていきたいと思います。

①渡航のしやすさ

中国と日本は物理的な距離が近いため、移動時間が少ないです。

また、LCCの台頭により、移動コストが低くなったことも理由の1つです。

さらに、個人旅行客に対するビザ発給の基準(クレジットカードの保持や年収)が下がったことも関係しています。

②日本製品への信頼と円安

中国人は日本製の商品に信頼を寄せており、中でも、医療品や化粧品、香水などの体に直接触れる製品を購入する割合が高いです。

また、高品質や安全性の観点から、同じ商品をリピートすることも多く、爆買いと称して一気に同じものを大量購入する傾向もあります。

近年は円安の影響もあり、お得さを感じている点もインバウンド数増加につながっています。

③SNSやメディアの影響

中国では、日本のアニメや映画、ドラマなどが人気であり、それらの舞台となった場所を訪れたいというロケ地巡りや聖地巡礼が流行っています。

また、SNSで日本の観光地での映え写真が投稿されており、ビジュアルコンテンツからの影響が強いと言えます。

インバウンドにおける中国人の重要性


日本のインバウンド市場において、観光客数の多い中国人は外せないターゲットです。

中でも消費行動の面において、日本のインバウンド市場では中国人が重要だと言われています。

中国人は他国の観光客と比較して、化粧品や家電製品の購入が突出しています。ブランド品や日本でしか買えない商品、自国より割安な商品が人気で、いわゆる「爆買い」が特徴です。

旅行費の半分が買い物代に充てられているほど、中国人にとって日本での買い物は旅行目的の大半を占めています。

また、中国人は訪日前のSNSでの情報収集力が凄まじく、購入希望の商品はもとより購入場所まで事前に決定しています。

そのため、中国のインバウンド市場では、中国人が使用するSNSでの商品PRも外せません。

中国ではInstagramやXといった日本人になじみのあるSNSではなく(一部のSNSは中国では使用が禁止されているため)、中国特有のWeiboやREDといったSNSが盛んです。

したがって、中国人を相手に商品PRを強化する場合は、中国のSNSの活用が必須で、ビジュアルコンテンツの充実化がポイントになります。

中国人のインバウンド数を高めたい場合は、SNSマーケティングに力を入れることをおすすめします。

参考記事:https://www.baidu.com/link?url=dSKRoA6wY2e-HeLswNgyQF5mqKaeyZ4PhUhoc93jFgy7BEUJuBWHhdsa3VflmTEmxkOzLakk6738IsZxJkjyHYZSd5Sft3EasSSQ-hxt2HEuUejS94pkL7bFiNnbQJnb&wd=&eqid=dff76bc10065160a00000006673365e0

まとめ


今回は、国別で見たインバウンド旅行客数について解説しました。

インバウンド旅行客が最も多いのはアジア圏で、特に中国人が多くなっています。

したがって、日本のインバウンド市場では中国人へのアプローチが欠かせません。

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