
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
中国SNSの中で最もユーザーが多いのはどのプラットフォームか知っていますか。
中国市場への参入を検討している企業担当者なら、一度は気になる問いだと思います。
中国は2026年現在、インドに次ぐ世界2位の人口を誇る大国であり、SNSユーザー数は12億人を超えています。
中国でのマーケティングの成否を左右するのがSNS戦略です。
本記事では、中国の2026年最新SNS事情とユーザー規模を徹底解説します。
【2026年版】中国のSNS事情とは?

SNSはいまや欠かせないマーケティング手法のひとつです。SNSを通じて商品の認知度が向上、購買に至る事例は大変多く、若年層を中心にもはやスタンダードな購入きっかけとなりつつあります。それは日本に限らず世界のマーケットでも同様で、中国も例外ではありません。中国には口コミ文化が根付いており、知人やインフルエンサーによるSNS投稿の評判の良し悪しが購買心理に大きく影響します。一方、日本でSNSマーケティングに成功した実績があっても、そのノウハウが中国では通用しにくいという現実も知っておく必要があります。中国ならではのSNSの特性をより詳しく、そして正しく理解することが重要です。
参考記事:https://www.163.com/dy/article/J68Q537S05159A0N.html
中国SNSのユーザー数はどのくらい?

中国は人口14億人を擁する、世界最大規模のマーケットです。SNS人口もとても多く、年齢、性別問わず毎日活発に利用されています。
中国インターネット情報センター(CNNIC)によると、中国のインターネットユーザーは2025年12月時点で11億2,500万人に達し、普及率は80%を超えています。
具体的なSNSアプリのユーザー数で見ると、中国で圧倒的な人気を誇るWeChatは月間アクティブユーザーが13億人を超え、中国版Xと呼ばれるWeiboは2024年時点で4億8,800万人となっています。
若年層を中心にショートビデオプラットフォームへの移行が進んでおり、Douyinや小紅書(RED)へのシフトが顕著なトレンドとなっています。
参考記事:https://www.chinairn.com/hyzx/20240122/174837600.shtml
中国でよく使われているSNSとは?

中国のSNSは、日本とは全く異なるものです。中国独自のルール・規制があったり、日本にはないSNSアプリの使用が一般的だったりと、日本のそれとは別物といえます。中国SNSの今を、さらに詳しくみていきましょう。
中国の特殊なインターネット事情
そもそも、中国でインターネットを使用する際には「グレート・ファイアウォール」の存在を知っておかなくてはなりません。別名「金盾(きんじゅん)」とも呼ばれており、インターネット検閲・ブロックシステムのことを指します。香港、マカオ、台湾を除く中国本土の国域でインターネットの閲覧や通信が制限されるもので、1998年から運用が開始されています。その主な目的は、中国政府にとっての不利益な情報の規制と、国内のIT市場の保護です。これにより、中国では下記のSNSを使用することができません。
・LINE
・X
・YouTube
・TikTok
・Google関連のサービス(例:Gmail、Googleマップ、Googleドライブなど)
中国で人気のSNS一覧
中国では特に、次のようなSNSが人気を獲得しています。
・WeChat(微信)

中国版のLINEと呼ばれるのがWeChatです。2011年にリリースされたメッセンジャーアプリで、月間アクティブユーザーは13億人を超えます。WeChatはLINEのようにメッセージを送りあう機能のほか、飲食店の注文やショッピング、チケット購入などを可能にする、さまざまな機能を備えています。
もしお客様がチケットを買われる時、
チケットサークルは、業界最大手のチケットリセールサービスです。
年中無休のサポート体制と厳格な情報管理により、安心・安全にご利用いただけます。
公式アプリのリリースにより、より快適にチケットを探せるようになりました。
専用出品機能を通じて、買い手様・売り手様のみのプライベートな売買環境もご提供しています。

・Weibo(微博)

中国最大のSNSとの呼び声が高いのがWeiboです。月間アクティブユーザーは2022年時点で5.11億人で、香港や台湾などの中華圏を中心に全世界にユーザーを抱えています。Weiboは以前、140文字以内で情報を発信するという制限が設けられており、機能や使い方もXに似ていることから、中国版のXとも呼ばれます。ユーザー層は20~35歳を中心に幅広く、男女比も偏りがないのが特徴です。
・TikTok(抖音)

TikTokは、中国で8億人を超えるユーザーを抱えるショートビデオプラットフォームです。音楽、ダンス、美容とさまざまなジャンルのコンテンツが発信されており、とくに若年層を中心に人気を獲得しています。TikTokは日本人にも馴染みのあるSNSですが、私たちが目にするのは国際版のTikTokです。中国本土で利用される中国版のTikTokとはプラットフォームが全く異なるため、運用を行う際は注意が必要です。
・RED(小紅書)
REDは月間アクティブユーザーが2.6億人を超える、いま中国でもっとも勢いのあるSNSのひとつです。写真や動画の投稿・共有ができるプラットフォームで、中国版Instagramとも呼ばれています。ファッション、美容、ライフスタイルを中心に情報発信が活発で、特に若年層の女性に高い人気を誇っています。

中国のSNSマーケティングなら篤月にご相談を!

2026年度版として中国のSNS事情をご紹介してきましたが、中国のSNSのトレンドは日々移り変わっています。SNSマーケティングを成功させるためには、最新の情報を常にアップデートする必要があります。SNSで効率よく結果を出したいとお考えの企業様は、ぜひ篤月にご相談ください。
参考記事:https://togetsu.co.jp/column/yLS2BlYz
代表(陳逸翔)の所感
中国SNSの中で最もユーザー数が多い媒体は何かと聞かれれば、私は迷わず抖音(DOUYIN)と答えます。
WeChatをSNSとしてカウントするなら話は別ですが、私自身はWeChatをSNSというより連絡ツールや生活インフラに近いものと捉えています。
純粋なSNSとして考えるなら、中国版TikTokである抖音(DOUYIN)が圧倒的な存在感を持っています。
抖音(DOUYIN)が強い理由はいくつかあります。
まずサービス開始のタイミングが早かったこと。
そして何より、コンテンツの幅が非常に広いことです。
車・時計・スポーツ・ビジネスといった男性向けのジャンルから、アパレル・コスメ・ペット・グルメといった女性向けのジャンルまで、老若男女を問わず何かしら楽しめるコンテンツが揃っています。
「誰が見ても面白い動画が出てくる」それが抖音の強さです。
もう一つ見落とされがちなこととして、地方ユーザーの多さが挙げられます。
中国といえば北京・上海・深圳といった大都市をイメージしがちですが、実際には地方都市の人口が圧倒的に多いです。
地方の中国人は抖音をよく視聴しています。
むしろ都市部より地方の方が多く見ているかもしれません。
抖音には難解な情報だけでなく、思わず笑ってしまう動画や感動する動画、可愛い動画など、感情を動かすコンテンツが豊富です。
だから幅広い層に支持されていると思います。
最近だとAIショートドラマなどが流行ってますね。

個人的な感覚では、特に男性ユーザーの抖音への親和性が高いと感じています。
車、時計、スポーツなど見続けられる要素が多く、気づけば長時間視聴してしまう設計になっています。
もちろん女性もペットやコスメ、アパレルなどを楽しんでいます。
今の日本のTikTokに近い部分もありますが、中国の抖音はさらに生活への浸透度が高いです。
日本では今後、TikTokを見る年齢層がさらに広がっていくと思いますが、実は中国ではそれに近いことがすでに起きています。
おじいちゃん・おばあちゃん世代まで日常的に視聴している、そんな状況です。
中国市場にアプローチするなら、抖音を無視することはできません。
最も多くの人に、最も幅広いジャンルで届けられる場所、それが今の抖音だと私は考えています。

まとめ
中国では人口規模と同水準のSNS人口を誇っており、SNSは非常に効果的なマーケティング手段のひとつといえます。2026年現在、ショートビデオやライブコマースを中心に中国SNSのトレンドは急速に変化しています。
最新のSNS事情やトレンドを的確に捉え、自社の中国SNS運用に上手く反映していきましょう。


