
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
InstagramやTikTokを開くとインフルエンサーが企業の商品を紹介している投稿やライブストリーミングを目にしますよね。
インフルエンサーを活用したマーケティングは日本だけでなく世界中で急成長しています。
中でも、KOLへの信頼が高い中国ではKOLを起用したマーケティングが盛んであり、彼らは中国SNSを通して影響力を高めています。
今回は、そんな中国のKOLを起用したプロモーション方法について見ていきましょう。
中国のKOLとは?

中国のKOLとは、「Key Opinion Leader」の略称であり、中国の消費者の購買意思決定に強い影響力を持ち、特定の分野や業界における専門性を備えたインフルエンサーのことを指しています。
近年ではマーケティング分野で使用されることが多くなってきています。
KOLは一般的なインフルエンサーよりも、高い専門性と信頼性を兼ね備えていることが特徴であり、特定の分野に特化した影響力を持っています。
具体的には、SNSやブログにおいて多数のフォロワーを有しており、消費者と近い距離でコミュニケーションを取ることで購買意思決定に影響を与えています。
中国市場では、企業が自社商品やサービスのプロモーションを行う際に、KOLを起用することで効果的なマーケティング戦略を展開しており、デジタルマーケティングにおいて欠かせない存在と言えます。
参考記事:https://business.sohu.com/a/850865012_558962
中国KOLとインフルエンサーの違い

中国のKOLとインフルエンサーは似ている部分があるため、しばしば混同されます。
しかし、中国のKOLとインフルエンサーにはいくつか違いがあるため、まずは相違点をおさえていきましょう。
①担う役割
インフルエンサーは主に企業からの依頼に基づいて商品やサービスを紹介し、PR活動をします。
その一方で、KOLは商品の紹介とPRに加えて専門知識を活かした情報発信や商品・サービスの解説が求められます。
ここに専門性の有無が表れているのです。
専門性のある知識や経験を持つKOLは依頼される業務内容の実務性が高いことがわかります。
②影響力とターゲット層
インフルエンサーは、人気ランキングや認知度の高さによって影響力が変わります。
反対に、KOLは専門性を有していることに対する信頼度と権威性が影響力の根源です。
そのため、中国のKOLが影響を及ぼす対象は、特定の分野に関心を持つ消費者であり、インフルエンサーの対象は一般消費者層になります。
③マーケティング効果
インフルエンサーは、商品やサービスを届ける対象が広いため、より多くの人に知ってもらうことに長けています。そのため、認知度向上に効果的であり、幅広い世代を取り込むようなキャンペーンに適しています。
反対に、KOLは専門性を活かすことが重要であるため、専門知識を問われる商品やサービスの情報発信に適しています。ターゲット層が絞られている場合は、その分野に精通したKOLを起用するとマーケティング効果が高まります。
中国KOLを使ってプロモーションを実施する方法

中国のKOLを使ってプロモーションする方法はKOLマーケティングが最適です。
KOLマーケティングの進め方は以下のとおりです。
目標設定
KOLの選定
プラットフォームの選定
コンテンツ立案
コンテンツ実施
効果測定
改善提案
まずは、ブランド認知力向上や売上向上などKOLマーケティングを用いることによってもたらしたい結果、導入目的を定めましょう。
そして、自社との親和性の高いKOLを選定します。
その後は、KOLが得意とするプラットフォームを選択し、そのプラットフォームで効果的なコンテンツ内容を考えていきましょう。
ビジュアルコンテンツを用いた画像投稿やショート動画、ライブストリーミングなどさまざまな方法があります。
採用案が決まったら、KOLを密にコミュニケーションを取りながら戦略を実施していきます。
一定期間の実施が終わったら、エンゲージメントや売上など効果を図り、次回に活かすポイントを振り返りましょう。
参考記事:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1798632735804903311&wfr=spider&for=pc
中国KOLの選定方法

中国のKOLを採用したけど「たくさんいるからどうやって選ぶべきなの」と悩みますよね。
ここでは、中国のKOLの適切な選定方法を解説します。
①ターゲット層とフォロワー層の一致
商品やサービスの認知度・売上向上を望むなら、自社のターゲットとKOLのフォロワー層が一致していることが重要です。
いくらフォロワー数が多く、消費者から信頼と人気を得ていたとしてもターゲット層と被っていなければ届けたい相手に情報を届けることはできません。
それからKOLと自社ブランドのイメージマッチも重要です。
ビジュアルコンテンツや発信内容から得られるイメージが異なる場合、伝えたい内容に齟齬が生まれたり、誤解を招いたりする恐れがあるので注意してください。
②ターゲット層に適したプラットフォームの選定
中国でKOLマーケティングを展開する際は、自社に合ったKOLの起用だけでなくSNSプラットフォームの選定も大きなカギを握っています。
なぜなら、中国で使用されているSNSはそれぞれ特徴が異なり、ユーザー層に違いがあるからです。
例えば、中国版Instagramと呼ばれている「小紅書(RED)」の場合、若年層がユーザー層であり、特に20代の女性がメインターゲットになります。
一方で、日本人が使用しているTwitterやLINEに似ていると言われている「微博(Weibo)」や「微信(WeChat)」などのSNSは幅広い世代に使われているSNSです。
このように、SNSによってユーザー層が異なるため、ターゲット層と一致しているユーザーを持つ中国SNSを選びましょう。
③フォロワー数に匹敵する実績の有無
KOLは専門性とともに自身が得意とするプラットフォームでのフォロワー数が武器になります。
しかし、フォロワーを買ったり、不正表示をしたりするなど虚偽の情報の場合があります。
そのため、起用するKOLを見つけるときはフォロワー数だけでなく実績の提示が重要です。
投稿の表示回数、いいね数、シェア数などのトータルのエンゲージメント率を確認するだけでなく、過去に受けた企業案件に関するポートフォリオも示してもらえると安心できますよ。
まとめ

今回は、中国のKOLを起用したプロモーション方法について解説しました。
中国KOLの特徴や、KOLの選定方法など幅広くお伝えしましたが、KOLマーケティングの初期段階では質よりも量の方が大事になります。
なぜなら、マーケティング効果はすぐに発揮されるものではなく、年間単位で施策を考える必要があるからです。
したがって、これから中国向けにKOLマーケティングを進める企業はマイクロインフルエンサーやミドルインフルエンサーなどを起用し、量での勝負をおこなっていきましょう。
中国KOLを起用したマーケティングを検討している方は、ぜひ中国SNSであるREDの本格的な運用を篤月へご相談ください。
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