COLUMN

コラム

タオバオモール(淘宝商城)とは?出店するための条件や利用までの流れを紹介

タオバオモール(淘宝商城)とは?出店するための条件や利用までの流れを紹介 コラム
陳 逸翔

監修者

株式会社篤月

陳 逸翔

広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。

中国ビジネスへの進出において、現地のどのサービスを活用すべきか悩んでしまう日本企業の担当者は多いのではないでしょうか。中国には独自の機能を有したさまざまなプラットフォームがありますが、その中から自社の製品との相性が良く、大きな成果が見込めるサービスを選ぶことが重要です。

今回は、日本のメーカー企業を中心にとりわけ注目を集める「タオバオモール(淘宝商城)」をご紹介します。

タオバオ(淘宝)とは?


タオバオ(淘宝)とは、アリババグループ(阿里巴巴集団)が2003年に設立したオンラインショッピングモールです。CtoC型を軸としたプラットフォームで、条件を満たせば個人での出店ができます。商品として販売できるものは形のあるものに限らず、動画編集や翻訳、ライティングといったスキルそのものを出品することも可能です。中国国内でのEC市場の取引総額の80%以上ものシェアを占めるサイトで、アジア太平洋地域における最大級の規模を誇っています。1日に取引される製品の数は8億アイテム以上、会員数は5億人を突破。月間アクティブユーザー数は8億7,000万人以上と、非常に活発な大規模ショッピングモールです。

タオバオのメインユーザー層は、北京や広州、上海といった都市部に住む高所得者です。しかし近年、アリババグループは地方の農村部などをターゲットとしたサービスも積極的にリリースして認知を拡大しており、タオバオでも徐々に田舎の地域に居住するユーザーの利用が増加。幅広いターゲットにリーチできるのが強みといえます。

参考記事:https://www.taobao.com/

参考記事:https://togetsu.co.jp/column/dSfVdw6X

タオバオモール(淘宝商城)とは?


タオバオ(淘宝)には、BtoC型を軸とするショッピングモールもあります。それが2008年に開設された「タオバオモール(淘宝商城)」です。

タオバオモールでは中国の現地法人のみが出店可能で、商標登録済みのブランドしか販売できません。そうしたハードルの高さはありますが、品揃えや品質が保証されたプラットフォームであるため、消費者から高い信頼を獲得することができます。また、母体がタオバオであるため高い集客力を見込むことができ、大きな売り上げ成果につながりやすいのがメリットです。ユニクロに代表される大手企業を中心に、日本企業による利用も活発化しています。

タオバオモール(淘宝商城)利用の条件と出店までの流れ


タオバオモール(淘宝商城)で出店するには、まず下記の3つの出店条件をクリアする必要があります。

① 小売ライセンスのある中国現地法人であること

② 中国で商標登録された商品を取り扱うこと

③ 自社の商品ではない場合は、中国でのライセンス(代理販売許可)を取得すること

これらの条件を満たすことで、出店申請を出すことが可能になります。

タオバオモールで出店するまでの流れ自体は、シンプルです。まず、申請にあたっての書類の準備をします。提出書類については出店形態にもよりますが、営業許可証または商業登記証明書や、代理販売をする場合はブランドの認可証明書などが必要です。書類が揃ったらタオバオへ提出し、タオバオ側で審査が行われます。審査が通ったら、タオバオモールのIDを取得することができ、サービスが利用できるようになります。

オープンに先だって注意したいのが、タオバオモールで利用できる決済サービスはアリペイ(Alipay)のみであるという点です。事前にアリペイの企業アカウントを開通しておき、人民元での取引ができるようにしておきましょう。

タオバオモール(淘宝商城)で成功するためには?


タオバオモールの開設手順そのものは複雑ではないものの、必要書類の用意をはじめとする事前準備が必要で、スムーズなスタートを切るにはサービスに対する理解を深めておくことが重要です。加えて、開設がゴールではなく、成果を出すための運用・管理をしていかなくてはなりません。タオバオモール内でターゲットに自社の商品を認知してもらい、購買したいと思っていただくにはどういった運用をすべきなのか、しっかりと戦略を立てることが大切です。一方で、そうしたノウハウは、言語の異なる海外のサービスとなると自社で蓄積していくのが難しいため、スタートの段階で中国事情に詳しい運用代行サービスのサポートがあると心強いでしょう。

タオバオモールへの出店をお考えの企業様は、ぜひお気軽に篤月へご相談ください。

まとめ


タオバオモールはタオバオにあるBtoC型を軸とするショッピングモールで、中国進出をする日本企業の活用事例も多いサービスです。タオバオモールの活用にあたっては、サービスそのものへの深い理解とともに、成果を出すためのマーケティング戦略を立てることも成功のカギになります。自社でできる領域、他社の力を借りたい領域を明確化し、最短での成功を実現できるタオバオモールの運用を目指しましょう。

資料ダウンロード
お問い合わせ