
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
グローバル化に伴って、日系企業もグローバル人材の採用を進めています。
しかし、グローバル人材を採用したい会社は各国にたくさんあり、競争率が高いです。
優秀なグローバル人材を採用するには、戦略的な採用活動が必要なため、人材会社への依頼がポイントとなります。
今回は、グローバル人材を紹介してくれる人材会社について解説していきます。
グローバル化するビジネス環境の現状と課題

日本は少子高齢化による市場規模の縮小と新興国市場の拡大によって、国際的な経済市場における総体的な位置付けが縮小しています。
特に、新興国市場への対応がほかの東アジア諸国や欧州の企業と比較して遅れています。
それには、日系企業のグローバル戦略の欠如や研究者の海外経験の現象、国際的な人材の不足が影響しているとされています。
また、国際社会で通用する英語力やコミュニケーション力を持つ人材の重要性が今後持ち求められることから、グローバル化に適応したさらなる対応力の強化が必要です。
参考記事:https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/gijyutu/014/attach/1283148.htm
グローバル人材採用の一般的な方法と課題

日系企業がグローバル人材を採用する際の方法は多種多様であり、主には以下の採用方法が取られています。
①多くの日系企業は近年自社の採用ホームページだけでなく、外部の求人掲載サイトやSNSを活用して、求人情報を掲載しています。
求人掲載媒体が多様化しているため、自社が求める人材にアプローチしやすい媒体を選択することがポイントです。
また、LinkedInなどのプロフェッショナル向けプラットフォームを活用すると、優秀な人材を見つけやすく、外国人も利用している他言語対応のサイトを使うとアクセスが獲得できるでしょう。
②グローバル人材を採用するには、海外の大学や教育機関との連携も重要です。
教育機関と連携することで、学内の就職活動イベントに参加しやすく、効果的な人材獲得戦略を進めることができます。
また、就職前にインターンなどを通して早期に学生と接触できることもポイントです。
③グローバル人材を採用する際には、自社の採用チームに国際的な経験が豊富な社員を加えましょう。
異文化への理解度が高く、言語能力が高い人材がいると多様な視点から採用活動を広げることができます。
また、多国籍や異文化への適応が早いチームだとイメージされ、採用する外国人も馴染みやすくなります。
以上が、グローバル人材を採用する際の主なアプローチ方法ですが、これらのプロセスにはいくつかの課題が存在します。
まずは、日系企業の企業文化や価値観が保守的なことです。
日本企業独自の企業文化は外国人にとって、保守的だと捉えられることが多く、異文化への理解があまりない場合、グローバル人材の採用や育成が厳しいケースがあります。
また、それに伴って言語の壁も大きな課題です。
英語が話せる人材がいたとしても、企業が求めるスキルや文化に見合っていない場合もあり、外国人人材の育成がスムーズいかない場合が考えられます。
さらに、グローバル人材の採用は競争が激しいため、優秀な人材を惹きつけるだけの魅力が必要です。
給与や福利厚生はもちろんですが、業務内容やキャリアパスなども重要で、グローバル人材が理解できるように詳しい説明が求められます。
参考記事:https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/soukenrepo_13_11_29.pdf
グローバル人材紹介会社が果たす役割とメリット

日系企業の採用活動において、グローバル人材紹介会社が果たす役割やもたらすメリットは以下の通りです。
①グローバル人材を紹介するエージェント会社は、多くの国や地域へのネットワークを有しているため、各国の市場動向や法律に関する知識と理解も持っています。
そのため、日系企業は自社に適しているグローバル人材を見つけやすいです。
人材紹介会社は、特定の業界での経験を持つグローバル人材を迅速に選定し、スキルや経験をもとに候補者を提示していきます。
②グローバル人材を紹介してくれる会社は、グローバル人材のスキルだけでなく、企業とマッチ度合いも見極めます。
日系企業ならではの文化や環境に適応する人材かどうかを見極めることにより、長期的な定着が図れます。
スキルや経験値が高くても、企業文化に馴染めず、すぐに退職してしまっては採用した意味がなくなってしまうので、企業への適合力を考慮することは日系企業への大きなメリットです。
③グローバル人材を紹介する会社は、採用活動を効率化するリソースも提供しています。
たとえば、動画面接やオンラインの評価ツールなどの導入です。
グローバル人材を採用するには、地理的な障害を超えて選考をしなければならないため、より一層採用活動を効率化しなければなりません。
業務を効率化することにより、採用活動も短縮することができ、企業は早期に優秀なグローバル人材を確保することが可能になります。
④グローバル人材を紹介する会社は、多くの履歴書から候補者を選抜し、初回の面接を担当します。
これによって、日系企業の採用担当者は業務を軽減することが可能です。
グローバル人材を紹介する会社は、クライアントが求める基準に合ったグローバル人材のみを紹介していくため、戦略的な採用活動が進められます。
⑤グローバル人材を紹介している会社は、各国の市場の変化に精通しており、戦略的な採用活動に対するアドバイスを行います。
特定の地域における給与水準の変化や、求職者が求めるキャリアパスなどの知見を提供してもらうことで、競争の激しい市場を勝ち抜くことが可能です。
グローバル人材紹介会社を最大限に活用するポイント

ポイント①
グローバル人材を採用する際はs、求めるスキルや経験値を明確に提示することが大切です。
求める人物像が明確でないと紹介会社は適切な人材を提示することができず、マッチ度の低い人材が送られてくる要因になってしまいます。
自社とマッチする人材を選定してもらい、戦略的な採用活動を進めるには、採用したいグローバル人材がどのような人かを具体的に定義づけしましょう。
特に、言語能力については、保有している資格だけでは判断できない部分もあるため、従事する予定の業務に合わせてチェックすることが重要です。
ポイント②
自社に合った人材を紹介してもらうには、紹介会社とのコミュニケーションも重要になります。
クライアントとのコミュニケーションが取れていないと、思わぬところでミスが発生していたり、間違ったまま業務が遂行されていたりする恐れがあるからです。
また、進捗を確認するだけでなくフィードバックを行うためにも、ミーティングなどを設けましょう。
ポイント③
人材を紹介してくれる会社の担当者との信頼関係はさらに重要です。
彼らはグローバル人材の市場の動向や求職者の状況をよく理解しています。
そのため、信頼関係を築くことで、必要な情報をもらえるだけでなく採用活動へのアドバイスももらいやすくなります。
自社のビジョンを共有したり、採用活動の効率化について話したりして、双方の理解を深めましょう。
参考記事:https://www.keidanren.or.jp/policy/2015/028_honbun.pdf
まとめ

今回は、グローバル人材を採用する際に活用したい人材紹介会社について解説しました。
グローバル人材を採用したい日系企業が増えていますが、グローバル人材の採用市場は競争が激しく、戦略的な採用活動が求められます。
そのため、グローバル人材の紹介をおこなっている人材会社に依頼し、外部の求人サイトやプラットフォームを活用した採用活動がおすすめです。


