
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。

一問一答です。
もしあなたがディズニーの社長だったら。
中国人観光客を呼び込みたい場合、何をしますか?
どんな施策をやりますか?

東京ディズニーの社長ですか?

そう。

まずインフルエンサーですね。
一つはインフルエンサー施策。
もう一つは団体購入や共同購入施策。
今は共同購入もかなり強いです。
基本的にはインフルエンサー施策ですね。

インフルエンサー施策と共同購入。
アカウント運用はしなくていいんですか?

アカウント運用は……
こういう大きなIPがアカウント運用をする目的って、宣伝や集客じゃないんです。
もっと「公式の信頼性」を作るためです。
例えば、
「公式アカウントを開設しています」
という状態。
何か困ったことがあればメッセージできる。
意見や要望も送れる。
どちらかというとカスタマーサポートに近い感覚です。
中国人からすると、
「チケットどうやって買うの?」
「施設について聞きたい」
「意見を送りたい」
そういう時に公式アカウントへ連絡できる。
そういう役割です。

宣伝目的ではないということですね。

そうです。
例えばコカ・コーラとかペプシ。
中国向けの公式SNSって、あまり印象にないじゃないですか。
仮にあっても、積極的に押し出していない。

なるほど。
例えば表参道の中古ラグジュアリーショップ。
店舗が一店舗しかない場合。
どうしますか?

インフルエンサー施策。
それと自社アカウント運用。

SNS視点ならそうですね。
年間500万円予算なら、配分は?

7:3か8:2。
少ない方がアカウント運用。

京都のうなぎ屋。
同じ500万円。
どう配分します?

9:1。
9割がインフルエンサー。
1割がアカウント運用。
口コミサイト運用。
Google運用。
Googleレビュー管理。
最低限そこを維持する。

なるほど。
海産物加工工場。
同じ500万円。
どうします?

アカウント運用。
インフルエンサーはやらない。

媒体は?

40%アカウント運用。
60%企業提携。
BtoBです。
企業と組む。
紹介料も含める。

紹介料も広告予算?

そう。
それも広告予算。

純粋な宣伝費500万円なら?

中間業者を作る。
紹介ネットワークを作る。

アカウント運用と紹介手数料。
そういうこと?

そう。
サプライチェーンを押さえる
毎年予算を払う。
その代わり流通を安定させる。

広告は必要?

必要。
5〜10%くらい。
ただGoogle広告だけでは弱い。
中国人には届きにくい。

抖音広告とかは?

それは40%の中に含みます。

アカウント運用費の中。

そう。

さらにその40%の中。
制作費と広告費。
どう分けます?

最初は広告比率を高くします。
70〜80%。
投稿本数は少なくていい。
月2〜4本。
少ない本数を徹底的に広告で回す。
ひたすら投資する。
その後、効果が見えたら広告費を少し落とす。
代わりに投稿数を増やす。
会社の事業内容を全部見せていく。
だから後半は広告比率を下げる。
見せるべき内容を全部出す。

なるほど。
その後また予算を戻す。

そうです。

OK。

