
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
新たな販路を広げようと越境ECを検討している方がいると思います。
越境ECはグローバル化が進む現代において、急成長しており、特にアジアでの需要が大きいです。
今回は、中でも巨大な市場があると言われている中国での越境ECについて、中国ならではのポイントを解説していきます。
越境ECとは?

越境ECとは、自国以外の顧客に国境を超えて商品やサービスを販売する電子商取引のことを指します。
グローバル化が進む現代において、国境を超えたビジネスチャンスである越境ECは、将来有望な販売経路と言われています。
具体的には、企業が新しい市場にアクセスできることや、グローバルな顧客を獲得できることがメリットです。
また、消費者にとっても国内では手に入らない商品やサービスを手に入れられるといった大きなメリットがあります。
ITや決済システムの進化によって、越境ECは今まさに急成長しており、特にアジアでのニーズが高まっています。
中国向けに越境ECをする時の特徴とポイント!

アジアでニーズが高まっている越境ECですが、中国向けに越境ECをするときには中国だからこその特徴があります。
特徴①巨大な市場
中国では2023年の越境ECの市場規模が約2.4兆円であり、2025年には約33兆円まで拡大すると予測されています。
また、中国は世界的に見て越境EC市場の約半数を占めているとされており、単一国として最大のシェアを持っています。
特徴②中国政府の支援
中国政府は越境ECを積極的に支援しており、特に保税区モデルの推進を図っています。
保税区モデルとは、特殊経済地域を指し、中国国内の保税区に商品をあらかじめ保管しておき、注文後に保税区から商品を発送する方式のことを言います。
また、関税優遇措置もあり、越境ECに対して規制緩和を進めているのが特徴です。
ほかの国とは違い巨大な市場を持つ中国で越境ECをするときにおさえておきたいポイントは以下のとおりです。
ポイント①中国人の消費行動への理解
中国の越境ECで顧客となる層は、中間〜富裕層と言われています。
中国人は、海外製品に対して厚い信頼を抱いており、安全・安心が欠かせません。
中国人は海外製品を、SNSやライブコマースを活用して購入する傾向があり、活字情報だけでなく画像や動画といった視覚的な情報、インフルエンサーのレビューも重要視しています。
そのため、中国向けに越境ECをする際は、中国人の志向やトレンドに合わせてSNSやライブコマースを活用したり、インフルエンサーを用いてマーケティングの幅を広げていったりすることがポイントです。
ポイント②中国ルールの遵守
他国でビジネスを展開するときは、その国でのルールを守る必要があります。
特に、中国で越境ECをする際は、中国の電子商取引法と広告法の遵守が必要不可欠です。
また、税関登録をしたり、模倣品対策に向けて商標権や特許権の登録をしたりする必要もあります。
ほかにも、データの取り扱いや取引先限度額など注意すべきことがあるため、国ごとでのルールを深く理解しましょう。
中国向けに越境ECをするなら、国内ECモールの「Alibaba」と差別化するべき

中国向けに越境ECをするときは、国内ECモールの「Alibaba」との差別化、比較が重要になります。
「Alibaba」と差別化できるポイントは以下のとおりです。
日本製品の安全性と高い品質
偽造品ではなく正規品であること
迅速かつ安全な配送
質の高いアフターサービス
ブランドストーリーの発信
「Alibaba」では価格競争が激しくなっているため、越境ECでは独自性やブランドの付加価値がポイントになります。
具体的には、日本製品だからこそ生み出せる質の高さやサービスの充実度で差別化を図るのがおすすめです。
中国EC市場ではインフルエンサーマーケティングを使う

中国人はインフルエンサーの発信やレビューに高い信頼を抱いています。
実際に、中国のマーケティングではインフルエンサーマーケティングが全体の約40%を占めていると言われています。
そのため、中国向けの越境ECではインフルエンサーマーケティングの活用がおすすめです。
インフルエンサーマーケティングはさまざまなSNSプラットフォームで広がっていますが、越境ECをする際に中でもおすすめなのがREDです。
REDは、中国版Instagramと呼ばれているSNSで、女性ユーザーが多いことが特徴です。
日本人が使用しているInstagramと同様に、B特に、中国で越境ECをする際は、中国の電子商取引法と広告法の遵守
が必要不可欠です。
また、税関登録をしたり、模倣品対策に向けて商標権や特許権の登録を
したりする必要もあります。
ほかにも、データの取り扱いや取引先限度額など注意すべきことがある
ため、国ごとでのルールを深く理解しましょう。
中国向けに越境ECをするなら、国内ECモールの「Alibaba」と差別化
するべき
中国向けに越境ECをするときは、国内ECモールの「Alibaba」との差別
化、比較が重要になります。
「Alibaba」と差別化できるポイントは以下のとおりです。
日本製品の安全性と高い品質
偽造品ではなく正規品であること
迅速かつ安全な配送
質の高いアフターサービス
ブランドストーリーの発信
「Alibaba」では価格競争が激しくなっているため、越境ECでは独自性
やブランドの付加価値がポイントになります。
具体的には、日本製品だからこそ生み出せる質の高さやサービスの充実
度で差別化を図るのがおすすめです。
インフルエンサーマーケティングはさまざまなSNSプラットフォームで
広がっていますが、越境ECをする際に中でもおすすめなのがREDで
す。
REDは、中国版Instagramと呼ばれているSNSで、女性ユーザーが多い
ことが特徴です。
日本人が使用しているInstagramと写真・動画を投稿することができます。
また、ライブコマース機能も備わっており、特に美容や旅行、商品レビューを目的として利用されることが多いです。
そして、口コミとECサイトの機能が統合されていることから、ほかのSNSに比べてインフルエンサーマーケティングに向いていると言えます。
中国に越境ECする際の注意点とポイント

中国に越境ECする際は、いくつか注意点をおさえなくてはなりません。
先ほど中国ならではの法の遵守をお伝えしましたが、ここでは具体的に確認すべきことを解説します。
①税制の違い
中国での越境ECには保税区モデルと直送モデルの2種類があります。
それぞれのモデルで税制が異なり、保税区モデルでは優遇措置を受けるために限度額を守らなければなりません。
また、ポジティブリストと呼ばれる税制の優遇措置の対象リストを確認し、優遇税制の対象となる商品かどうかを把握する必要があります。
②配送トラブル
国境を越えて運送するため、配送日が遅れる場合があります。
また、荷物の取り扱いが雑で商品が破損したり、不着したりする恐れもあります。
さらに、購入者に対して事前に関税の有無を知らせていない場合、追加料金発生のトラブルが生じることにも注意してください。
③営業許可書の要否
中国で越境ECをする場合、営業許可証が必要になる場合があります。
税関で国際電子商取引企業としての登録申請をおこない、申請を通さなければなりません。
しかし、この申請は複雑であるため、時間がかかることを予想し、余裕を持って準備することをおすすめします。
まとめ

今回は、中国向けの越境ECをする際の特徴や注意点を解説しました。
中国は越境ECの巨大市場であり、今後も急成長が見込まれています。
越境ECは国外に顧客を獲得でき、新たな販路を築けることがメリットですが、現地の法やルールを遵守しないと大きなトラブルが生じてしまいます。
急いで越境ECを展開するのではなく、現地の情勢やルールをよく理解するようにしましょう。
中国向けの越境ECを検討している方は、インフルエンサーマーケティングの活用に向けて、中国SNSであるREDの本格的な運用をぜひ篤月へご相談ください。
昨今のトレンドを踏まえたRED運用のポイントを、中国SNS運用代行のプロ目線でアドバイスいたします。ぜひお気軽にご連絡ください。


