
会社名(店舗名)
京焼肉 京之介
事業概要
渋谷・道玄坂にある焼肉店。オーナーが厳選した和牛を中心に、出汁やとろろで楽しむ独自スタイルの焼肉を提供。
URL
https://restau.site/yakiniku_kyonosuke
担当者
※担当者名未確認
相談背景
京焼肉 京之介様は、渋谷・道玄坂にある焼肉店です。立地としては、渋谷のメガドンキの向かい側に近いエリアで、中国人観光客や在日中国人にとっても非常に分かりやすい場所にあります。渋谷駅からも徒歩圏内で、観光・買い物・宿泊導線の中に入りやすい店舗でした。
本案件は、広告代理店を挟まない直接のお客様としてお問い合わせをいただいた案件です。おそらく弊社のSEO経由でお問い合わせをいただいた案件だったと記憶しています。最初から「マイクロインフルエンサーのキャスティングし放題プランを使いたい」という明確な依頼があったわけではなく、とにかくこのお店に中国人旅行客を誘致したい、ただやり方が分からない、というところからご相談が始まりました。
お店側としては、中国人向けに何かやる必要があることは分かっている。ただ、REDで何をすればいいのか、Google口コミをどう増やせばいいのか、インフルエンサーをどう呼べばいいのか、そのあたりが分からないという状態でした。そこで、コストが合う範囲であれば、基本的には弊社が提案する内容で進めます、という形でご依頼をいただきました。
弊社として提案したのは、マイクロインフルエンサーを継続的に起用し、RED・Google・大衆点評などに口コミを積み上げていく施策です。京焼肉 京之介様の場合、1人3万円ほどのコースを提供し、2名来店の場合は6万円近いコースをギフティングする形でした。飲食店のインフルエンサー施策において、これはかなり高額なギフティングです。
ただ、実際に弊社メンバーも食べに行かせていただいたのですが、味は相当良いです。これは本当に強いポイントでした。焼肉としてのクオリティが高く、肉の質も良く、かなりこだわっているお店でした。さらに立地も良い。渋谷の中心地にあり、中国人観光客が動きやすいエリアにあります。
つまり、商品力と立地はすでにある。あとは中国人ユーザーにどう見つけてもらうか、検索した時にどう表示されるか、口コミをどう積み上げるかが課題でした。
対応概要

京焼肉 京之介様に対しては、マイクロインフルエンサーを活用した口コミ形成施策を中心に実施しました。
記憶が間違っていなければ、月額15万円ほどのキャスティングし放題プランを活用していただき、そこに1人3万円ほどのコースをギフティングとして提供する形で進めました。飲食店のギフティング施策としてはかなり贅沢な内容で、インフルエンサー側から見ても非常に魅力的な案件でした。
実際、1人3万円のコース、2名で6万円近い食事体験を提供するというのは、マイクロインフルエンサー案件の中でもかなり高額です。そのため、応募者数も非常に多く、半年強の施策期間の中で、三桁以上の方、もしくは三桁組以上のインフルエンサーにご参加いただいたと記憶しています。
施策としては、まずREDへの投稿を中心に、中国人ユーザーへ京焼肉 京之介様の魅力を発信してもらいました。単に焼肉の写真を載せるのではなく、実際に食べた体験、コースの内容、肉の見た目、店舗の雰囲気、渋谷という立地、そしてこのお店ならではの特徴を、インフルエンサー自身の言葉で投稿してもらう形です。
また、数字が良かったインフルエンサーについては、リピートで再度来店していただき、追加投稿を行うこともありました。マイクロインフルエンサー施策では、1回投稿して終わりではなく、相性の良い人を見つけたら、もう一度起用することも重要です。実際に反応が良かった人を再起用することで、より安定した投稿成果を作ることができます。
さらに、REDだけではなく、大衆点評やGoogle口コミへの投稿も実施しました。中国人観光客はREDでお店を見つけた後、Googleマップや大衆点評で口コミを確認することが多いです。そのため、REDで認知を取り、Googleや大衆点評で安心感を作るという導線を意識しました。
この案件では、コストを少し抑えたいというご要望もあり、月次レポートや詳細な報告書は作成していません。基本的にはLINEグループ内でテキストベースのやり取りを行い、インフルエンサーのキャスティング状況、投稿状況、来店状況などを共有する形で進めました。レポートを綺麗に作るより、その分キャスティングや現場運用にコストを回す設計です。
結果として、半年強の施策を通じて、京焼肉 京之介様は「渋谷 焼肉」で検索した際に、かなりの割合で表示されるようになりました。RED上で「渋谷焼肉」と検索した際にも、京之介様の投稿が出てくる状態が作れたことは、かなり大きな成果だったと思っています。
また、店長さんが若くてハンサムだったこともあり、お肉だけではなく「人」で差別化する投稿も意識しました。飲食店は料理だけで勝負することもできますが、店長やスタッフの魅力が出ると、中国SNSではさらに反応が良くなることがあります。実際、店長さんの写真も投稿に入れ、店舗の人柄や雰囲気が伝わるようにしました。
施策期間中には、中国の長期連休時に1日2組以上、中国人のお客様が来店しているという共有もいただきました。また、平日でも中国人のお客様が増えているというヒアリングもLINE上で確認できており、単なる投稿施策に留まらず、実際の来店増加にも一定程度つながった案件だったと感じています。
最終的には、半年強の施策を行い、京焼肉 京之介様側でも一定の満足感があり、一旦施策はストップとなりました。継続ありきではなく、一定期間で検索面・口コミ面を作り、ある程度目的を達成した案件だったと思います。
対応ポイント
① 高額ギフティングを活かし、応募者数をしっかり確保できたこと
この案件の大きな特徴は、ギフティング内容の強さです。
1人3万円のコース、2人で6万円近いコースを提供するというのは、マイクロインフルエンサー施策としてかなり強い条件です。焼肉案件自体も人気がありますし、さらに店舗の立地が渋谷で、料理のクオリティも高い。インフルエンサー側から見ても、かなり参加したい案件だったと思います。
その結果、応募者数も多く、半年強の期間で三桁以上の方に投稿いただくことができました。マイクロインフルエンサー施策では、まず参加したいと思ってもらえる案件にすることが重要です。どれだけこちらが募集しても、案件自体に魅力がなければ人は集まりません。
京焼肉 京之介様の場合は、コースの内容、店舗の立地、焼肉という商材の強さがあり、かなり良い形でキャスティングが進みました。
② 「渋谷 焼肉」の検索面を取ることを意識したこと
この案件で一番重要だったのは、RED上で「渋谷 焼肉」と検索した時に、京焼肉 京之介様が出てくる状態を作ることでした。
中国人観光客は、来日前や来日中にREDで検索します。
「渋谷 焼肉」
「東京 焼肉」
「日本 焼肉」
こういった検索をした時に、どのお店が出てくるかで来店候補が決まります。
だから単発で1本バズらせるよりも、複数のインフルエンサー投稿を積み上げて、検索面を押さえることを重視しました。実際、半年強の施策後には、「渋谷 焼肉」で検索した時に京之介様がかなりの割合で表示されるようになりました。
これは飲食店の中国SNS施策ではかなり大事です。バズより検索面。短期的な再生数より、調べた時に出てくること。京之介様の案件は、そこをうまく作れた事例だと思っています。
③ 肉だけではなく、店長さんの魅力もコンテンツ化したこと
京焼肉 京之介様は、お肉自体のクオリティが高いお店です。
ただ、焼肉店は東京にも渋谷にもたくさんあります。肉だけで差別化しようとすると、競合も多いです。
そこで意識したのが、「人」の魅力を出すことでした。店長さんが若くてハンサムだったこともあり、お肉だけでなく、店長さんの雰囲気や人柄も一緒に伝える投稿を作りました。
中国SNSでは、料理だけではなく、店の人や雰囲気が伝わる投稿の方が反応が良いことがあります。特に飲食店の場合、「この人がいる店に行ってみたい」「この雰囲気良さそう」と思ってもらえることが、来店動機になります。
京之介様の場合も、単に高級焼肉として見せるのではなく、店長さんも含めて店舗の魅力を出せたことが、良かったポイントの一つだと思っています。
④ RED・Google・大衆点評を組み合わせて口コミ面を作ったこと
京之介様の施策では、RED投稿だけでなく、大衆点評やGoogle口コミも合わせて実施しました。
これはかなり重要です。
中国人観光客は、REDで投稿を見て終わりではありません。気になったらGoogleマップを見る。大衆点評を見る。口コミを見る。店の場所を見る。評価を見る。そこで安心できれば来店につながります。
だからREDだけでなく、Googleや大衆点評も含めて整える必要があります。
今回の施策では、インフルエンサーに実際に食べてもらい、REDで投稿してもらい、さらに大衆点評やGoogleにも口コミを残してもらいました。
これによって、SNS上の認知と、来店直前の安心材料の両方を作ることができました。飲食店のインバウンド施策では、かなり再現性のあるやり方だと思っています。
⑤ レポートを作らず、LINE上で軽く回すことでコストを抑えたこと
この案件では、月次レポートや詳細な報告書は作っていません。
理由はシンプルで、コストを抑えたかったからです。
飲食店案件の場合、綺麗なレポートを毎月作るより、その分インフルエンサーを1人でも多く呼んだ方が成果につながることがあります。特に京之介様の場合、キャスティングし放題プランを使い、口コミを積み上げることが目的だったので、報告資料よりも実務に振り切る設計にしました。
基本的なやり取りはLINEグループで完結し、来店状況、投稿状況、実際の中国人来店状況などもテキストで共有いただいていました。その中で、中国の長期連休には1日2組以上中国人のお客様が来ている、平日でも中国人のお客様が増えている、という話も聞けていました。
このように、必要以上に管理資料を重くせず、現場に近い形で軽く早く回したことも、この案件がうまく進んだ理由の一つだと思います。




実績一覧

