
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
コロナ禍が明けて、日本の観光業界も活気を取り戻してきていますよね。
最近では、日本人観光客だけでなく外国人観光客(インバウンド客)も目立ってきていると思います。
中でも、中国人のインバウンド市場が急成長しており、日本の飲食店やお土産店では中国語での接客も需要が高まっています。
今回は、そんな中国人観光客に向けて日本のおすすめな飲食店を伝えるために効果的であるKOLマーケティングについて見ていきましょう。
KOLとは?

KOLとは「Key Opinion Leader」の略称であり、特定の分野や業界において強い影響力を持つ有識者や専門家を指します。
近年は、中国のマーケティング分野において使われているワードです。
KOLは一般的なインフルエンサーよりも、高い専門性と信頼性を兼ね備えていることが特徴であり、特定の分野に特化した影響力を持っています。
具体的には、SNSやブログにおいて多数のフォロワーを有しており、消費者の購買意思決定に影響を与えています。
中国市場では、企業が自社商品やサービスのプロモーションを行う際に、KOLを起用することで効果的なマーケティング戦略を展開しており、デジタルマーケティングにおいて欠かせない存在とも言えます。
日本でもインフルエンサーやSNS活動者と呼ばれる人たちが、企業のプロモーション案件を受けていますよね。
参考記事:https://togetsu.co.jp/column/lb5sJLVc
中国へマーケティングを考える時KOLが必要?

結論、中国に向けてマーケティングを進める際は、KOLの起用が必要だと言えます。
人気インフルエンサーはフォロワーが多かったり、デジタルマーケティングはコストが抑えられたりなどいくつかメリットがありますが、ここでは中国展開だからこそKOLマーケティングが必要不可欠な理由を解説します。
①中国SNSを活用するため
中国では日本人がよく使うInstagramやX、YouTubeなどGoogleに関連するSNSの利用が禁止されています。
そのため、中国でSNSマーケティングを展開するには中国SNSを活用しなければなりません。
1から企業の公式アカウントを作成することもできますが、フォロワーを獲得するまでに時間がかかってしまうため、起用できるKOLがいるのであれば、すでにフォロワーを持っているKOLを採用してマーケティングを進めるのがベストでしょう。
中国SNSは日本人が利用しているSNSと同様に、プラットフォームによってユーザー層が異なります。
PRする自社の商品やサービスのターゲット層とユーザー層がマッチするSNSプラットフォームを選択し、ブランドイメージと似ているKOLを採用することがポイントです。
②信頼と密なコミュニケーションを取るため
中国では大企業による広告よりも、専門的な知識を持っていて、一般消費者と距離の近いインフルエンサーの発する情報の方が信頼されている傾向があります。
そのため、KOLを通してマーケティングを進めることで、フォロワーと近い距離でコミュニケーションを取っているインフルエンサーじゃないと得られない情報がゲットできるといったメリットがあります。
SNSプラットフォームやユーザー層、フォロワーに適した情報を発信し続けているKOLだからこそ得られる情報があるのです。
消費者からの素直な意見を瞬時に、ときにはリアルタイムで得られるのがKOLマーケティングの強みと言えます。
飲食でおすすめのKOLとは

飲食業界のマーケティングにおいてKOLの起用を検討している会社がいるかと思います。
日本のSNSと同様に中国SNSもプラットフォームによってユーザー層が異なりますし、発信する情報に適しているものも変わってきます。
飲食についての発信だと、ビジュアルコンテンツが重要になるため、日本人が使うSNSで言うとInstagramやTikTokを活用しましょう。
中国SNSでは、REDや抖音(Douyin)が日本のInstagramやTikTokに似たSNSとされています。
ここからは、飲食系でおすすめの中国KOLをご紹介します。
飲食業界でKOLの採用をお考えの企業はぜひ参考にしてみてください。
①种草日本(ゾンツアンリーベン)
种草日本(ゾンツアンリーベン)は、日本の飲食店を紹介しているインフルエンサーです。
日本でしか味わえないグルメを紹介しているため、日本を訪れる観光客がフォロワー層となっています。
近年、インバウンド市場が急成長しており、訪日中国人が増加しているため、种草日本(ゾンツアンリーベン)のアカウントの人気もうなぎ登りです。
②解老师在日本(シャセンセンセイザイリーベン)
解老师在日本(シャセンセンセイザイリーベン)は、元テレビディレクターで、その経験を活かしてインフルエンサーとして情報発信をしています。
具体的には、日本のグルメやコスメ、観光地やファッション、化粧品のレビューなど幅広いジャンルを投稿しています。
SNS投稿だけでなく、weiboのブログ機能を使って詳細なレポートも書き上げているため、お店について詳しく紹介したい方におすすめのKOLです。
中国マーケティングにおいて飲食系KOLを選ぶ時に気をつけること

中国人からの信頼が高いKOLは、企業のマーケティングにおいて欠かせない存在となってきています。
飲食業界もKOLマーケティングが重要な業界の1つであり、ビジュアルコンテンツによるPRが効果的です。
ここでは、中国マーケティングにおいて飲食系のKOLを選ぶ時に注意すべきことをお伝えします。
①自社との親和性
飲食系KOLと言っても、さまざまなジャンルのインフルエンサーがおり、得意不得意はそれぞれです。
画像や動画の編集、フォロワー層もKOLごとに異なります。
和食、洋食、フレンチ、食べ歩きフード、お土産など日本企業が紹介したい飲食は多岐に渡るため、自社ブランドと相性のよいKOLを選ぶことが重要です。
いくらフォロワーが多く、情報拡散力を有していたとしても、KOLのイメージと自社のイメージが合わなければPR効果は落ちてしまいます。
②実績の提示
飲食系KOLの場合、企業案件を受けている人が多いです。
採用するKOLを決定する際は、過去の実績を提示してもらいましょう。
なぜなら、不正行為を行って、フォロワー数やインプレッション数を操作している恐れがあるからです。
実例を提示してもらうことで、効果をあらかじめ推測することができ、契約内容や報酬も定めやすくなります。
まとめ

今回は、飲食業界におけるKOLマーケティングについて解説しました。
中国では、大企業による広告よりもインフルエンサーによる発信の方が信頼が高い傾向にあります。
したがって、企業は自社にマッチしたKOLを採用してSNSマーケティングを進めることで、情報を拡散することができ、認知度を高められます。
中国に向けて飲食系の情報発信やデジタルマーケティングを検討している企業は、ぜひ中国SNSであるREDの本格的な運用を篤月へご相談ください。
昨今のトレンドを踏まえたRED運用のポイントを、中国SNS運用代行のプロ目線でアドバイスいたします。ぜひお気軽にご連絡ください。


