
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
人材不足の課題を受け、外国人材を雇う日系企業が増えています。
しかし、いきなり外国人材を雇用したいと思っても、どういった採用活動を行えば応募者が集まるのかがわかりませんよね。
今回は、越境人材をターゲットにどのような採用媒体を活用すれば、採用活動がうまくいくのかを解説していきます。
日本人の採用と越境人材の採用における違いなどもおさえていきましょう。
なぜ今、越境人材の採用が重要なのか?

越境人材の採用が今重要とされている理由には、経済市場のグローバル化とテクノロジー分野の進化、労働市場の変動などが挙げられます。
まず、経済のグローバル化については、企業が国境を越えてビジネスを展開することはもはや一般的になっていることです。
国際競争は今後も激しくなるとされているため、異文化や各国の市場に精通している越境人材は新たなビジネスチャンスを見つけていくうえでの貴重な存在と言えます。
特に、成長市場におけるトレンドや消費者のニーズを把握するには、その地域ごとでの経験を有する人材の活躍が欠かせません。
次に、企業の働き方が進化しており、リモートワークが可能になったことです。
物理的な勤務地の制約が少なくなったため、越境人材を採用するハードルが低くなったことが要因の1つとして挙げられます。
さらに、少子高齢化によって国内での人材確保が困難であることから、企業はより一層グローバルな人材の活用が必要不可欠です。
先進的な技術を持っていたり、多様なバックグラウンドのある人材を受け入れることで、企業の革新が期待されます。
参考記事:https://www.mhlw.go.jp/content/001474492.pdf
越境人材採用で活用できる主な媒体の種類と特徴

①求人掲載サイト
越境人材を採用するには、オンラインで求人情報を得られる求人掲載サイトの活用がおすすめです。
中でも、国際的な人材を扱う専門サイトは、越境人材を採用するうえで強力なツールとなります。
具体的には、LinkedInやIndeedなどのプラットフォームは、プロフィールやスキルマッチングの機能が充実していることから、求める人材が見つけやすいです。
求職者も自身の経歴やスキルをアピールしやすく、双方にメリットがあります。
②SNS
多くの人に企業イメージを伝えるには、InstagramやX、FacebookなどSNSの活用をおすすめします。
企業が運営する公式アカウントにおいて、社員のインタビューや社内の様子をシェアすることにより、求職者からの信頼が得られやすくなります。
特に、若い世代はデジタルネイティブなので、SNSを駆使した採用戦略を進めましょう。
③人材紹介会社
越境人材を採用する際は、外国人材に特化した人材紹介会社の活用も効果的です。
海外市場に精通したリクルーターやコンサルタントがいる人材紹介会社だとスムーズに採用活動が進められます。
特に、越境人材を採用する場合は、就労ビザの申請や現地の法律順守など専門知識と経験が必要なため、プロの力も借りてみましょう。
失敗しない!越境人材採用媒体の選び方

越境人材の採用媒体を選ぶときは、まず求める人物像や採用ニーズを明確にすることが
重要です。
具体的には、スキルや経験年数、性格など採用したい人材の条件を設けます。
そして、候補に挙がっている採用媒体の中からターゲットを集めやすい媒体を見極めます。
媒体ごとによって接触できる人材の特徴が異なるからです。
特定の職種に強みを持つ専門的な求人サイトもあれば、広範囲なネットワークを有するサービスも存在します。
利用者層と自社のターゲット層のマッチ度合いを確認しましょう。
また、外部の採用媒体を利用する場合は、費用対効果の考慮も必要です。
成果報酬型や掲載料金課金型など、活用するツールによってコストも異なります。
見積もりを取得し、予算を照らし合わせて、コストパフォーマンスをチェックしましょう。
最後に、自社のブランドイメージや社内の雰囲気と似ている採用媒体を選ぶことも大切です。
いくら効果が見込まれていても、イメージなどかけ離れているとギャップが生まれすぎてしまうため、採用後の定着に影響を及ぼすかもしれません。
採用媒体を最大限に活用する戦略とポイント

越境人材を採用したい企業は、まずどの採用媒体を活用するのがベストかを考えるために、候補となる採用媒体の分析をしましょう。
具体的には、LinkedInやIndeedなどの国際的な人材をターゲットにした求人を掲載しているサービスを活用し、利用者層の分析を行います。
ほかにもSNSを活用し、自社ブランドの認知力を高める中で、候補者と直接つながりを作っていきましょう。
企業文化や研修内容などを発信することにより、関心を引き付けるだけでなく、信頼関係の構築も図れます。
続いては、各国現地でのインターンやキャリアに関するイベントを実施することもおすすめです。
直接コミュニケーションを取ることや、自社の業務を体験してもらうことでミスマッチを防げます。
採用の成功率を上げるためには、WEBの採用媒体だけでなくオフラインの機会も設けましょう。
最後に、さまざまな採用媒体がある中で、採用成功率が高いと言われているのがリファラル採用です。
越境人材を採用する際は、文化や言語の違いからミスマッチが起こりやすいと言われているため、社員のネットワークを活用してみてください。
参考記事:https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinteki_shihon/pdf/toprunners.pdf
参考記事:ttps://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/innovation/pdf/003_03_00.pdf
まとめ

今回は、日系企業が越境人材を採用する際に、活用すべき採用媒体について解説しました。
外国人求職者をメインにした求人掲載サイトやSNS、リファラル採用など越境人材の採用活動は多岐に渡ります。
自社の求める人材と候補となる採用媒体の利用者層が一致しているか分析すると、ミスマッチを防ぐことができます。


