
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
中国SNSとは?人気のプラットフォームとその特徴

ソーシャルメディアの普及がめざましい昨今、とくに注目を集めるのがSNSです。日本のみならず世界中の人々の日常生活に欠かせないツールとなり、企業のプロモーション活動においても積極的に活用されています。しかし、どのSNSプラットフォームが人気なのか、どういったユーザー層を獲得しているのかなど、SNS事情はその国によって大きく異なります。なかでもとくに、中国のSNS事情は他国とは一線を画します。特筆すべき点は、世界的に普及しているSNS、例えばLINEやX、Instagram、Facebookなどのツールを一切利用することができないということです。独自のSNS文化が浸透しているため、1つ1つのプラットフォームの特徴を踏まえたうえで運用を検討する必要があります。
参考記事:https://upimg.baike.so.com/doc/3656419-3843219.html
中国で人気のSNSプラットフォーム
それでは、中国の主要なSNSプラットフォームを押さえていきましょう。
① 小紅書(RED Note)

小紅書とは、動画や写真、口コミなどを共有できるSNSです。アプリの設計がInstagramと似ていることから、中国版のInstagramと呼ばれています。コスメやファッション、ライフスタイルを中心とした投稿が活発で、ユーザーの大半は20~40代の若年層の女性たちです。
Instagramとの大きな違いは、独自のEC機能を持ち合わせている点です。商品やサービスに対する、インフルエンサーの投稿やユーザーの口コミといったレビュー情報の収集から購入まで、アプリ内で一貫して行える点が魅力といえます。
② 抖音(TikTok)

抖音とは、ショート動画を閲覧、投稿できるアプリです。中国版のTikTokのことを指しますが、日本で普及しているTikTokは国際版であり、中国版は仕様が少し異なります。日本のTikTokユーザーは10代~20代の若年層に偏っていますが、中国では30~50代のミドル層も獲得しているのが大きな特徴です。月間アクティブユーザーは約8億人と、確固たる人気を誇るSNSです。
参考記事:https://togetsu.co.jp/column/I0n7BOP-
③ 微博(Weibo)

日本企業の中国SNSマーケティングにおいて人気が高く、中国最大のSNSとも言われているのが微博です。「微」とはミニ、「博」とはブログという意味合いを持ち、日本でいうXに代わる機能をもつプラットフォームです。中国のトレンドなどの情報収集ツールとして活用されており、20代~35歳のユーザーをメインとしつつ、男女問わず幅広い世代の利用者を獲得しています。月間アクティブユーザーは2022年時点で5.11億人で、香港や台湾などの中華圏を中心に世界中にユーザーを抱えるSNSです。
④ 微信(WeChat)

月間アクティブユーザーが13億人と、中国国民のインフラと言っても過言ではない圧倒的な普及率を誇るのが微信です。個人間でのやりとりやグループチャットなどをするメッセンジャーアプリで、中国版のLINEと言われています。微信の最大の特徴は、チャット機能のほか、EC機能や決済機能、飲食店の注文やショッピング、チケット購入などを可能にする機能まで、日常生活に必要な機能がほぼすべて集約されている点です。ユーザー行動のデータ蓄積が容易なため、マーケティングに活用しやすいSNSといえます。
チケット購入なら下記メディアからもご覧にいただけることができます。
中国SNSアカウントの開設には何が必要?
どの中国SNSアカウントを開設する際も、基本的な手順は共通です。「アプリのダウンロード→電話番号の入力、SMS認証→基本情報の入力」といった流れです。電話番号さえあれば誰でも簡単に中国SNSのアカウントを開設できますが、抖音のみ注意が必要な点があります。抖音は中国人が中国国内で利用することを前提としたアプリであるため、中国の電話番号を取得しなければなりません。また、アプリをダウンロードする際に「抖音」と検索しても、国際版のTikTokしか表示されません。中国版のApple Storeを利用してアプリをインストールする必要があり、既存のAppleIDに紐づくものとは別のメールアドレスで中国のAppleIDを作成しておきましょう。
どの中国SNSアカウントを開設するべき?

中国SNSは、プラットフォームによって機能の違いがあることはもちろん、男女比、ユーザー層、どんな内容のコンテンツが好まれるかなどが全く異なります。単純に月間アクティブユーザーの多いプラットフォームがもっとも効果が出やすいということでもなく、プロモーションしたい商品・サービスとの相性を検討したうえでアカウントを開設するのがおすすめです。
アカウントの運用も含め、中国SNSの開設にあたってお悩みを抱えている企業様は、ぜひお気軽に中国SNS運用のプロである篤月にご相談ください。
参考記事:https://baike.baidu.com/item/%E5%B0%8F%E7%BA%A2%E4%B9%A6/3167123?fr=ge_ala
まとめ
独自のSNS文化が根付く中国ですが、巨大なSNS人口は非常に魅力的で、各アプリの特性を掴んだ運用ができれば高い効果を実感できます。アカウントの開設自体は容易にできるため、ぜひ活用してみてください。


