
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
中国人材の採用を目指す企業にとっては、「どうやって優秀な人材と出会うのか」「その人材を見つける手段は何か」を見つけることは最重要なポイントです。
特に中国市場では、SNSが日常生活の中で大きな役割を果たしており、採用活動においてもその影響力は無視できません。
本記事では、中国人を採用する際にどのようにSNSを活用すべきか、具体的なプラットフォームや戦略を交えながらご紹介します。
SNSを採用活動に取り入れることで、より幅広く、効率的に優秀な人材にリーチする方法を探っていきましょう。
中国を採用するには?

中国では、日本で一般的な求人サイトではなく、前程無憂(51job)や智聯招聘(Zhaopin)といった現地の求人サービスが広く利用されています。
また、中国ではSNSが採用活動の一環としても重要な役割をもっており、とくに微信(WeChat)や微博(Weibo)を活用した求人情報の発信は、今の時代で新しい人材を獲得するのに最も向いている方法の1つです。
もちろん中国本国での採用活動も選択肢の一つです。現地の大学や採用イベントに参加することで、直接優秀な人材を発掘することが最大のメリット。
現地の採用エージェントやコンサルティング会社と提携すれば、文化や法律の違いをカバーしながらスムーズに採用を進めることができます。
また、中国では、給与や福利厚生が採用の成否を大きく左右するため、その媒体で求人を出すほかにも、競争力のある条件を提示することが求められるでしょう。
SNSで中国人を採用できる?

中国では、SNSがただのコミュニケーションツールを超えて、情報収集や求人探し、さらには企業との接点を持つための重要なプラットフォームとして利用されています。
そのため、SNSを活用することで、企業側にとっても効率よくターゲットとなる人材を見つけることが可能です。
特に中国では、若い世代を中心にSNSの普及率が高く、毎日のように利用されています。多くのユーザーはSNSを通じて企業の情報を集めて、どの求人が良いかを検討しています。
中国人のキャリアを考える上でも重要なツールとなりつつあるSNSでは、ただ求人情報を投稿するだけではなく、企業のブランドイメージを伝えたり、働く環境や理念をアピールする場としても最適。
企業の魅力をわかりやすく伝えることが採用成功の鍵となるため、SNSはそのための強力なツールとなります。
参考記事:https://togetsu.co.jp/column/kbcIDPWz
中国人を採用する時に、効果的なSNSを紹介

SNSでの採用活動には特有の文化や習慣を理解することの他に、その中国SNSならではのユーザー層や特性を理解することが欠かせません。
ここからは実際のSNSを例に挙げ、中国人を採用するうえでの特徴を確認しましょう。
微信(WeChat)
微信(WeChat)は、中国で最も利用されているメッセージアプリで、月間アクティブユーザー数は10億人を超えています。
単なるメッセージングツールにとどまらず、求人情報の配信や企業の公式アカウントを通じたブランディング、ターゲット人材へのアプローチもできます。
グループチャット機能や求人広告、さらにはミニプログラムを利用して、採用活動を効率化することが可能です。中国人材とのはじめての接触やコミュニケーションを継続する場として非常に効果的です。
微博(Weibo)
微博(Weibo)は、中国版のTwitterともいえるSNSで、短文投稿を中心に広く使われています。
多くの企業が公式アカウントを開設し、採用情報の発信だけでなく、企業文化のアピールに活用しています。
特にフォロワーとの双方向のやり取りや、広告機能を活用した求人情報の拡散が得意です。
特定のジャンルには縛られず、中国全土にいる幅広い層にアプローチできるため、企業の知名度を高めつつ、採用活動にも貢献するSNSです。
抖音(Douyin)
抖音(Douyin)は、中国版TikTokで、ショート動画によるコンテンツ配信が特徴です。
SNSの中でも特に若い世代に人気があり、視覚的でインパクトのある求人情報や企業紹介をするのに適しています。
オフィスの雰囲気や社員の働く姿を動画で伝えることで、企業の魅力をダイレクトにアピール可能。口コミによって広まっていく「バイラル効果」も期待できるため、採用活動だけでなくブランディングにも役立つプラットフォームです。
小紅書(Red)
中国版Instagramとよばれる小紅書(Red)は、口コミやライフスタイル情報の共有を中心としたSNSで、特に20代から30代の女性ユーザーに人気があります。
働く環境やキャリアについて、リアルな体験談を共有したり、企業文化をソフトな形で発信するのに向いています。
信頼性が高い情報が求められるプラットフォームのため、企業イメージを向上させながら、採用活動を行うことができるでしょう。
中国人を採用する時に注意するポイント

中国人を採用する際には、文化や法律、そして言語の違いを考慮した適切な対応が必要です。まず採用活動を成功させるためには、以下のポイントを押さえておくようにしましょう。
【中国人を採用する時に注意するポイント】
文化や価値観の違いを理解すること
労働法やビザ手続きに関する知識を持つこと
言語の壁をどう克服するかを考えること
採用後のサポート体制を充実させること
特に文化や価値観の違いについては一朝一夕で身につくものではありません。その場合は、第三者の力を借りながら知識を身につけるのが安心です。
中国人を採用する際は、単に人材を確保するということだけでなく、企業と採用者が長期的に良好な関係を築けるよう、これらのポイントを意識して取り組むようにしましょう。
参考記事:https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/besshireiwa.pdf
まとめ

中国では、SNSが情報収集やコミュニケーションの中心となっており、採用活動でも注目されています。
微信(WeChat)、微博(Weibo)、抖音(Douyin)、小紅書(Red)といった人気なSNSを効果的に活用すれば日本からでも、優秀な人材を見つけたり、自社の魅力をアピールすることが可能です。
中国人材を採用するには、ターゲットとなる人材の特性や文化的背景を理解することが重要となるため、適切な採用手法を選択することで人材採用を進めましょう。


