
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
Instagram、X、Facebook、LINE…。
日常的にさまざまなSNSを活用していますよね。
SNSの活用は日本だけでなく世界でも同様であり、中国では国内独自のSNSが盛んです。
今回は、そんな中国SNSを活用して、KOLマーケティングを進める際のポイントを見ていきます。
いろいろなSNSプラットフォームがある中で、どの媒体を選ぶべきか迷っている場合はぜひ参考にしてみてください。
中国KOLプロモーションの重要性

KOLは特定の分野に対して深く専門的な知識を有しています。
そのため、KOLが推奨する情報はフォロワーたちに説得力をもたらします。
たとえば、美容系のKOLがファンデーションをPRした場合、「この人がいるなら」という説得力が生まれ、素早くフォロワーにリーチすることが可能です。
また、中国では大企業による広告よりもKOLの発信の方が、信頼性が高いです。このことから企業ブランドへの信頼もKOLを通して生まれると言えます。
そして、ショート動画や画像投稿、詳細なレビューを聞けるライブストリーミング配信まで幅広いコンテンツを駆使して、消費者が望む情報を提供することで、消費行動を促しています。
特に、期間限定のキャンペーンやお得情報などは購買行為に大きな影響を与えています。
以上のことから中国SNSを用いたマーケティングでは、KOLを活用したプロモーションの効果が大きいと言えるでしょう。
参考記事:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1817331752168637551&wfr=spider&for=pc
主要な中国ソーシャルメディアプラットフォーム

中国では日本人が使用しているInstagramやX、YouTubeといったGoogleに関連するソーシャルメディアプラットフォームの使用が禁止されています。
その代わりに、中国国内独自のSNSが発展しているといった特徴があります。
ここでは、中国で主要なSNSについて解説していきます。
①RED(小紅書)
RED(小紅書)は、2013年に誕生したソーシャルメディア&ECプラットフォームです。
若年層に人気なプラットフォームで、最も多いユーザー層は20〜30代の女性となっており、ファッションや美容、旅行、グルメなどの幅広いジャンルの情報が投稿されています。
RED(小紅書)は、「リアルな体験談や口コミ」のサービスで、「中国版Instagram」と言われていますが、Instagramとは違う「購買体験の融合」という大きな特徴を持ち合わせています。
RED(小紅書)では、一般ユーザーやインフルエンサーが商品や体験のレビューを投稿し、他のユーザーにリアルな情報を伝えることが可能です。
そして、これらのリアルな情報が商品やサービスの購入決定につながっていきます。EC機能が備わっているため、RED(小紅書)を通して実際に購入まで進める点が強みです。
②Weibo(微博)
Weibo(微博)は2009年に誕生した、XやFacebookのような機能を持つSNSです。
Xのようにユーザーは短い文章の投稿を通じて情報を発信することができます。
Weibo(微博)では、毎日膨大な数の投稿が飛びかっており、トレンド情報の発信だけでなく、消費者とリアルタイムで会話を進められることも特徴です。
また、個人のみならず企業もアカウントを開設し、自社の商品やサービスのプロモーションを行うツールとして利用しています。
テキストでの発信のみだけでなく、写真や動画も投稿もできるため、企業はブランドストーリーを視覚的情報を用いて発信することができ、消費者の関心を引くような使い方ができるSNSです。
③TikTok(抖音)
TikTok(抖音)は、2016年にByteDance社が開発した中国国内でのみ利用可能なショートビデオプラットフォームです。
TikTok(抖音)では、音楽やフィルターを使って動画をカスタマイズすることができ、ハッシュタグチャレンジやライブストリーミングなどを通じて、他のユーザーとの交流も図れます。
特に10〜20代の若者と女性に人気なSNSで、月間アクティブユーザー数は7.4億人を超えています。
TikTok(抖音)には、ライブコマースや直接購入機能も備わっており、アプリ内で簡単に気になった商品を購入することが可能です。
これらのショッピング機能は、偶然見かけた動画からすぐに購買行動に移すという衝動買いを促すような設計になっていることが特徴です。
参考記事:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1821925018521527384&wfr=spider&for=pc
自社ブランドに最適な媒体の選び方

中国のKOLを起用してマーケティングを進める際は、媒体の選定も重要です。
自社ブランドに合っている媒体を選ばないと、どれだけフォロワーの多いKOLを採用したとしても、最大の効果が得られません。
ここでは、自社ブランドに最適な媒体の選び方について解説していきます。
①ターゲット層の分析
適切な媒体を選択するには、自社のターゲット層とプラットフォームのメインユーザー層の一致がポイントになります。
そのため、まずは自社のターゲット層を改めて分析しましょう。
ペルソナを明確にすることで、選ぶべき媒体も見えてきます。
メインターゲットの活動時間に合わせて、投稿やライブストリーミング配信の時間も決めていくといいですね。
②自社ブランドとの親和性
プラットフォームによって世間のイメージが異なります。
相性の良いKOLを採用したとしても、プラットフォームとの親和性が取れないとブランドイメージに傷をつけてしまうかもしれません。
そのため、自社ブランドのイメージとプラットフォームの親和性も見逃さないようにしてください。
各プラットフォームの特徴と中国KOLの活用事例

先ほど中国国内で主要なSNSプラットフォームをご紹介しました。
ここでは各プラットフォームの特徴と中国KOLの活用事例について見ていきます。
①RED(小紅書)
RED(小紅書)は、20〜30代の女性がメインユーザー層のSNSです。
そのため、美容や健康、旅行など意識が高い人に刺さりやすいような高単価な商材との相性がいいです。
ビューティーやヘルスケア、スポーツなどに関連する小売店やサービス業の方はぜひRED(小紅書)の活用を検討してみてください。
②Weibo(微博)
Weibo(微博)は、幅広い世代に情報が届く日本で言うXのようなSNSです。
そんなWeibo(微博)と相性のいいものは、ゲームやアニメなどオタク系のグッズです。
限定品やキャンペーンなどの特典がついていると拡散スピードも上がります。
キャラクターグッズなどのPRをお考えの企業はWeibo(微博)の活用を検討してみてください。
③TikTok(抖音)
TikTok(抖音)は、メインユーザー層が若年層で最新トレンドに敏感なSNSです。
そのため、相性のいい商材は老若男女問わず使用可能で、低単価なものです。
日用品や消耗品など大きな出費にならない商材が合っています。
まとめ

今回は、中国KOLを起用してマーケティングを進める際に、選ぶべき最適な媒体について解説しました。
中国SNSはそれぞれメインユーザー層やイメージが異なるため、ターゲットとブランドのイメージとの相性が重要です。
サービスを提供する場合は、SNSのアカウント運用代行が効果的であり、ものを販売する場合はKOLやKOC施策の相性が良いです。
アカウント運用代行とKOLマーケティングどちらの強みも活かしつつ、中国に向けてビジネスを展開できるといいですね。
中国人に向けて自社ブランドの商品やサービスの販売を検討している方は、ぜひ中国SNSであるREDの本格的な運用を篤月へご相談ください。
昨今のトレンドを踏まえたRED運用のポイントを、中国SNS運用代行のプロ目線でアドバイスいたします。ぜひお気軽にご連絡ください。


