
監修者
株式会社篤月
陳 逸翔広告代理店を退職後、早稲田大学大学院入学&卒業。
累計100社以上の日本企業の中国SNSコンサルティング経験を持つ。
自身も5万以上のフォロワーを中国SNSでもつ、第一線のKOLである。
写真や動画を投稿する際、普段の暮らしも載せますよね。
日本人がよく使うInstagramに似たSNSが中国にもあり、そのSNSでも写真や動画を投稿することができます。
Instagramのように中国アプリの小紅書(RED)でも、写真や動画の投稿において個人情報が漏洩されてしますリスクがあります。
快適にアプリを使うためにも、情報漏洩の具体的なリスクや防御策を理解しておきましょう。
小紅書(RED)の利便性と情報漏洩リスクの現実

中国SNSの小紅書(RED)は、写真や動画を投稿できる中国版Instagramと呼ばれるSNSアプリです。
ユーザーは、Z世代と呼ばれる若者が多く、中でも都市部在住の女性に人気です。
そのため、ファッションや美容、旅行、グルメなどの情報が多く、リアルかつ信頼性が高いと評価されています。
また、小紅書(RED)はEC機能も搭載しており、投稿で見た商品をそのままアプリ内で購入まで至ることができます。
したがって、REDは企業のマーケティング戦略として活用されることも多いです。
このように小紅書(RED)は人気で便利なSNSですが、情報漏洩のリスクも抱えています。
まず、投稿には個人情報や位置情報を多く含んでいるため、無意識なうちにプライバシーが晒されてしまう危険があるのです。
さらには、中国国内のSNSであるため、中国のセキュリティ方に基づいてデータが提供される可能性があるため、情報管理の透明性が懸念されています。
それから、中には悪意のある第三者によってアカウントが乗っ取られてたり、個人情報が詐欺や犯罪に使われてしまうリスクも秘めているので、注意が必要です。
参考記事:https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/0f325ff0aaf3c1b8/20210012.pdf
小紅書(RED)における情報漏洩の具体的なリスク

小紅書(RED)では、ユーザー自身が投稿に自分の顔写真や位置情報、商品の購入履歴、ましてや生活習慣などの個人情報を含めやすくなっています。
そのため、無意識化で第三者に個人情報を提供していることになります。
特に、GPS機能をオンにしたままで投稿すると、居住地やよく行く場所から行動パターンが特定され、ストーカー被害に発展する恐れがあります。
また、小紅書(RED)の運営は中国の企業であるため、政府がユーザーのデータにアクセスできることも懸念点です。
小紅書(RED)はSNSの1つなので、個人のアカウントが乗っ取られやすかったり、偽のキャンペーンを偽ってフィッシング詐欺がおこなわれたりもしています。
ECサイトでショッピングする際、クレジットカードの情報を保存したままにしたり、位置情報をオンにし続けたりしないよう注意しましょう。
情報漏洩を防ぐには、個人情報を残さないことや、パスワードの強化などがおすすめです。
参考記事:https://togetsu.co.jp/column/HMub9T8h
小紅書(RED)での情報漏洩を防ぐための対策

小紅書(RED)は中国SNSですが、日本人も活用でき、日本企業もマーケティング戦略としてよく活用するSNSです。
せっかく利用するからには快適に使いたいと思います。
そこで、最後に小紅書(RED)での情報漏洩を防ぐために、やっておくべき対策をお伝えしていきます。
まず、個人で簡単にできる対策についてです。
小さなことですが、プライバシーの設定を見直しましょう。
具体的には、投稿時に位置情報が共有されていないか、顔写真や自宅がわかる写真が載っていないか、普段の生活パターンが読み取られる情報はないかなどです。
自分から個人情報を出すことに注意を向ければ、被害を防ぐことができます。
また、アカウントの公開範囲をフォロワーに限定したり、非公開にしておくことで、第三者からの閲覧を制限できます。
続いては、パスワードを強化することです。
SNSが乗っ取られてしまうときはほかのSNSサービスと同じパスワードを利用していて、どこか違うSNSから情報漏洩しているときや、簡単な組み合わせで適当に使われたときなどです。
そのため、英数字や記号などを複雑に組み合わせ、簡単に突破できないパスワードを使いましょう。
さらには、二段階認証を用いたり、定期的にパスワードを変更したりすることで、より安全性を高めることができます。
次は、知らない人からのダイレクトメッセージや不信なリンクに注意することです。
中でも、キャンペーンやプレゼント企画を装ったメッセージは詐欺であることが多く、送られてきたURLをクリックすると個人情報が抜き取られる危険性が高いです。
知らない人からのメッセージは基本的に開かず、URLを不用意にクリックしないようにしましょう。
最後に、アプリは最新状態を保つこともポイントです。
アップデートによってセキュリティが高めるため、信頼できる公式ストアからアップデートをおこないましょう。
このような基本的で簡単な対策が小紅書(RED)で情報漏洩を防ぐ対策になります。
もし、すでにアカウントが乗っ取られていたり、個人情報をたくさん投稿してしまっている時は、被害を防ぐためにもアカウント自体を変えることをおすすめします。
まとめ

今回は、小紅書(RED)における情報漏洩について解説しました。
中国SNSの中でも、若いユーザーが多く、トレンドの投稿が行き交っている小紅書(RED)。
企業もマーケティング戦略として活用していたり、日本企業のインバウンド対策として活用することがあります。
人気かつ便利なSNSアプリですが、その反面情報漏洩のリスクも抱えています。
なぜなら、小紅書(RED)は写真や動画を投稿するため、個人情報を自ら提供してしまうことが多いからです。
また、EC機能も備わっていることから、住所やクレジットカード情報なども漏洩しやすいです。
パスワードを強化したり、個人情報を保存しないようにしたりと情報漏洩を防ぐ対策を講じましょう。


